引越しの2日間を含めた怒濤の11日間が終了しました。ピークはその11日間くらいでしたが、転居が決まってからの2ヶ月間も凄い日々でした。
移ってからの片づけや整理も。・・・引っ越し日の1日目の夜は家族4人とも一睡も出来ずに箱詰めなどに追われて2日目の朝を迎えました。
たぶん2ヶ月間に処分して出したゴミが70リッターの袋で100袋以上はありました。その他にも粗大ゴミがたくさん出たし・・・・
こんなにたくさんの物がよくもまぁ・・・呆れるやら途方にくれるやら・・それでも結局、運んで持っていく荷物が170箱位あって、レコードも
本もあんなに捨てたのに・・・・いろんな出来事やハプニングも起りましたが、転居してきてから10日以上経ってようやく「フッ」と一息入れられた
感じです。部屋のレイアウトや整理も先がようやく見えてきて楽しくなってきました。正直この2ヶ月は苦痛の方が多かったので、いつもだったら
絶対無理しないのに今回は無理してがんばらないと目的を果たせなかったと思います。久々に自分の本気を見ました。
それから面倒だったのが手続き関係。これにはさすがにやられました。あまりこんな事、書いてても楽しくないし当分の間思い出したくもないので
最後に一言。「引越しのサ○イ」のスタッフは素晴らしかった! 今回担当してくれた営業所のスタッフはホントに良かったです。ありがとう。
そしてとうとう自分自身にも変化が起ったわけですが、そんな移転の最中にもまた周りでいろいろ起りました。今年はなんて年なんだろう・・・
そう思っていたら「サクサク」というTV番組のメインキャラクターが「ジゴロー」から「白井ヴィンセント」に曰く付きで変わってしまった
と思ったらスタッフ(相棒)のゴイゴイさん(ご意見番)が亡くなってしまった・・・・・・・ショックです。 自分のホームベージの方も
約1ヶ月近く更新出来ないままでいたのですが・・・このまま終わっちゃうのかなぁ・・・自分の中では一番モチベーションを見失った1ヶ月間だった
と思います。もちろん引越しや、もろもろの事で更新したりする時間も気力も体力も余裕もなかったのですが、これはやはり優先順位やモチベーション
が下がったら簡単に終われちゃうんだな。と思いました。ただ・・・一人でも訪れてくれる人がいたら続けられる。と思っているのも事実です。
8月27日からいよいよリーガエスパニョーラも開幕したし・・etcでこちらも再開する事に決めました。見続けてくれている方々。ありがとう
ございます。がんばります。ちなみにバルセロナ開幕戦はアラベスに0-0で引き分けでした。でも内容は素晴らしかった。
レアルマドリードはカディスに2-1で勝ちました。この試合でフィーゴに変わって10番をつけたロビーニョがデビューした。
コンフェデの時にブラジル代表で出ていたのを見て、すごく楽しみだったけど今季のレアルはいいかも。ロナウジーニョvsロビーニョのクラシコ!
今からすごく楽しみで・・それだけでがんばれる気がする。
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ここは朝日のあたる家だ。西側には富士山が見れる。引越してきて3度ほど見えた。普段は見えないが風の強い日や大気のきれいな日に姿をあらわす。
たぶん冬には雪をかぶった姿を頻繁に見る事が出来るだろう。今から楽しみです。昨日は台風14号が過ぎていって夕方に西の空を見たら凄かった。
雲がたくさんあって流れていってるんだけど空の色は鮮やかなターコイズがかったブルーで・・・これがPCのモニターで見ているようなWEBカラー
というか発色が鮮明だった。その空の更に上の方にあった白いうすい雲は夕日をあびてオレンジ色に輝いてた。更にその上の空はさっきよりも
濃いめのブルーでうすい雲のかかったところに細〜い三日月があって・・・月のちょっと右上にポチッと星☆。金星かな? うん。 それにしても
絵の具で出したような空の色だった。なんか不自然な程、鮮やかできれいすぎて人工的な感じをうけたけど、まぎれもなく自然の織りなす風景だ。
ずっと大昔、子供の頃にこんな空を見てた気もする。生活の中に空があるってとってもイイですね。
ブラジル代表はドイツW杯出場を決めました。今のブラジルは滅茶苦茶強い。そのまま優勝出来ちゃう感じだ。日本vsホンジュラスの試合は
5対4でヨーロッパ組主体の日本が勝った。フォワードが点を取ったがホンジュラスにも簡単に完全に守備を破られて失点してしまった・・・・
日本のディフェンスはスルスルと相手のスキをついてくるようなチームに弱い。やはり中南米の国には、やられてしまう。
まあどっちにしてもこの時期はコンビネーションや経験を重ねてチームに厚みをつけていってほしいと思う。
「RICOW'S PRESENTS」も、もうすぐオープンから2年になります。ちょびっとづつですが2度目のリニューアルを計画しています。
今回は時間が、かかるかもしれないけどジックリ楽しみながらやっていこうと思っています。
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いよいよUEFAチャンピオンズリーグ(CL)が開幕しました。バルセロナはコンディションなど、いまいちな感じ・・・でも、ジュリはイイ感じだ。
レアルはリーグ戦とCL含めて3連敗・・・今週はフジTVでCL/チェルシーvsリバプールの試合が放送される。夜中というか早朝というか。楽しみ。
中田はボルトンに移籍してプレミアリーグにデビューした。中盤を省略するような昔のイングランドスタイルだと、まったく中田は機能しないだろう。
でもスピーディーで攻撃的な最近のプレミアスタイルだったら絶対、中田のプレースタイルに合っていると思う。
F-1はベネトンルノーのフェルナンド・アロンソの年間チャンピオンがほぼ決定すると思う。過去最年少チャンピオン誕生になるだろう。
それとも2位のマクラーレンメルセデスのキミ・ライコネンが奇跡の逆転優勝をするのか? 確率はかなり低いと思う・・・J-WAVEで金曜日の朝
(F-1の開催される週の金曜日)開催地の現地レポートをしてくれるんですが、そのレポーターが今宮純氏です。あのセナがいなくなって古館さんが
F-1実況を引退するのと同時くらいにF-1のTV解説から降りてしまった・・・あの今宮さんです。なつかしいし・・うれしいです。なにかが黄泉がえる★
よみがえる。といえば衛星TVでT.REX/マークボランのライブ映像を見た。グラムロックを代表するカリスマだ。この映像は現存する唯一のライブ映像だ
そうで、あのリンゴスターが撮影制作した。確かCMで「GET IT ON」が今、使われてますよね。誰かがカバーしたバージョンだけど。
でも、なんで今T.REXなんだろう? このライブのイブニングバージョンとアフタヌーンバージョンがDVD発売されるからなのか? 今の時代の流行り
っぽく見えてイケテルから? それだったら、マークボランは30歳までに死ぬだろうと自ら公言して29歳で交通事故で亡くなったように・・
そういう生き方が粋に見えたり、今の若い人はするのだろうか。10代の頃、魔術師に弟子入りし錬金術も学んでいたらしい。伝説である。
引越しが終わって、しばらく体調が悪かったり右足の膝〜腿の裏痛etcでスロ〜ペースで調整してきましたが・・そろそろシフトアップしていかないと
なまけ癖になっちゃいますね・・ハイペースは無理だけど、も少しペースアップします。更新の方もね。
(26日のブラジルGPでアロンソのワールドチャンピオンが決定しました)
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10月1日でオープンしてから2年が経ちました。2年前を思い出すと新鮮な気持に戻れて自分がなぜホームページを作ったのかを再確認する事が出来ます。
もし懲りずに見続けてくれている人がいたらホントに忍耐強い・・・いやいや、ホントにすばらしい事です。嬉しい事だと思います。ありがとう。
最近はめっきりと秋らしくなり、日が暮れるのも早くなりました。ハロウィンもあります。日本でも仮装パーティーをすると面白いのにね。シカゴにいた
時、車を運転している人とかマーケットの店員さんとか、つまり日常生活の営みをお化けやスーパーマンなどの格好でおこなう訳です。とても洒落が
効いていて、すごく非日常的で好きでした。かぼちゃは嫌いですがパンプキンパイはなぜか食べられるし・・・
この前の十五夜の時はソファーに寝っ転がってお月見しました。隣町には天然温泉がある事も発見! まだまだ土地カンはないけど散策は楽しいです。
久しぶりに単行本のカバーイラストの仕事をしました。この本は今話題になってる免疫学の安保徹氏の著書です。読んでいて理屈じゃない身体のどこかで
「なるほど」「あ。わかる」と答えている自分がいました。とても面白く、知っておいた方がイイ内容の本だと思いました。WORKS/PUBLICのBOOK
COVER9にアップしましたので是非。
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エルレガーデンというインディーズバンドがいる。日本のバンドなんだけど、僕から見るとインディーズというよりはメジャーである。実は娘と奥さんが
大ファンで、娘がギタ−を出してきて息子はベースをセッティングして(セッティングして。といっても別にアンプを用意して音を出した訳ではない)
エルレガーデンのミッシングという曲を弾けるようになりたい。という事で練習しはじめた。息子は中学時代のバンドは解散(終了?)して高校に入ってから
またバンドを組んだ。またベース担当のようだ。二人が合わせて演っているのを横目で見ながら虫が騒ぐ・・・ちょっと参加させてもらう。ヤバい・・・・
ビートルズのSOMETHING(ジョージハリスン)を適当に弾き出す。突然浮んだ・・コード展開がきれいな曲だ。「聴いた事あるなぁ」息子が言う。
ナックのマイシャローナのギタ−リフをジャカジャカジャッジャッと演ってみる・・・TV番組「ブログタイプ」で使われていたので2人ともよく知っている
曲だ。娘が一瞬その瞳を輝かせる。自分の中で「おっ」となる。こういう感じになる為だけにやっている。のである。このオヤジ。は・・・・
自分の好きなアーティストの作品をコピーして演奏出来るようになるのってすごくうれしいし、楽しいもんです。特に人といっしょにセッションすると
尚更ですよ。いづれ近い将来、自分のオリジナルが作れると良いね。もちろんそんな事、本人たちには言わないし望んでもいない。なるようになればイイ。
でも教えたわけでもないし特に音楽に接する機会が多かったとも思えない。それなのに2人それぞれに音楽を聴いたり演奏したりする楽しさが解るように
なるなんて不思議です。自分の感性を生かしたり磨いたりする為にはまずタフでなければならないので、したたかな情熱を持てると良いなと思います。
ところで今日、F-1日本GPがフジTVで生中継されました。チャンピオンも決まり、消化試合レースかとも思ったけど違ってた。鈴鹿の日本GPを生中継する
のは今回初めてです。F-1のスケールは前にも書いたかもしれないけど普通のスポーツの尺度で考えては想像がつかないと思います。山をいくつか隔てた
スケールの中にコースが作られていて肉眼で見えない向こうのコースを走るマシンの音がこだましています。何度も言いますが一度リアルタイムで観戦
すれば本当に「あっ」そういう事なのか・・・理屈でなく感覚的に理解出来ると思います。順位争いだけでなく目の前で起っているバトルがあれば
それが20番手争いであっても競技として引き込まれていくインパクトを持っています。ほとんど生き物に近い感じの獰猛なマシンをドライバーが
知力と体力でコントロールしていく。しかもレースはその他にもいろんな要素が絡んでいるのでどの角度から見ても面白い。エンターテイメントと
しても競技としてもW杯サッカー、オリンピックと並ぶモータースポーツの最高峰だ。いつもF-1やヨーロッパサッカーを見ていて感じる事がある。
それはたくさんの国や地域の人達が参加して行なわれるスポーツには特に感じられる事なんだけど、それは彼等が妥協する事を知っているという事だ。
さまざまな考えや価値観を統一してルールや規則レギュレーションを成立させる為には妥協が必要不可欠なんだと思う。妥協点をスタートラインに
してそこから何が出来るかを考えて実践していくというやり方で、そこでは二人称的な甘えや感情的な思い入れは通用しない。
そこで見えてくるのが競技そのものの面白さ。という事になる。日本では二人称的な関係や感情的な思い入れがないと盛り上がらないようだ。
これが最後のレースだ。とか苦労して訪れたチャンスだとか両親が応援に駆け付けてくれているとか・・・そこで見えてくるのは人間模様。
それも大事な部分だとは思うけど・・・逆に考えればどんな選手にもドラマはあるはずだけど、結果はそれぞれさまざまなのである。よ。
ホームやアウェイという考え方は妥協を知っている者達の戦い方の知恵なのだと思います。そういう多民族、世界レベルの競技を見ていると
二人称、感情レベルの思い入れがほとんどのローカルな域の競技は、ちょっときびしい・・・でも日本ではそっちがメジャーです。
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どうやら風邪をひいてしまったらしい・・・ノドが痛くなった。ちょうどその日に友達のFちゃんが遊びに来てくれた。彼女が作ってくれたティートリ−
(アロマオイル)をお湯に1滴たらしてかき混ぜてアドバイス通りうがいをしてみたら・・・すごい。ノドの痛みが徐々にとれた。速効性はないらしいのだが
即効きいた。これは勘だけど僕の身体には植物が多大な影響力を持っているような気がした。Fちゃんとは久しぶりにゆっくり話せて良かった。ありがとう。
今日も外は雨。ノドの痛みは和らいだが身体がだるい・・・おとなしく寝る事にする。何もせずに布団の住人になるなんて何ヶ月ぶり?何年ぶりだろう。
ちょっとうれしい。STADIUMに久しぶりにムービークリップをアップした。38秒くらいのループ(くり返し)だ。画像は新しい名刺や移転通知用に作った
デザインを使いました。曲はロック調。タイトル/曲名「WILD COUNTER ATTACK」* STADIUMもしくはTOPページのNEW FLASHからも行けますが
ココからも行けます。音量に気をつけて是非。GOです。 WILD COUNTER ATTACK ←CLICK
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今日はすごく天気が良くて気持のイイ1日だった。義父、義母、義弟夫妻が遊びに来てくれて、お茶を飲んだり話したりして夕暮れには富士山や箱根、丹沢
秩父などの山々と暮れ行く空をみんなで眺めた。それでもココは東京だ。昔は(小中学生の頃)学校の教室の窓からもよく富士山が見えた。実家の2階のベラ
ンダからは東京タワーも見えたよ。そういえば今日は早朝にバルセロナvsオサスナの試合をTVで観ていたんだけど、ちょうどその頃に日の出だったので
オレンジの朝日をあびながらバルセロナが久々に勝った試合を見れた。エト−2得点。ロナウジーニョ、メッシが大活躍。季節は実りの秋。
中田もプレミア初ゴールを決めた!!!!******************************************************* RICOW/10*23*2005
だんだん寒い感じになってきましたね。富士山もすっかり雪をかぶってます。先日、友人のA氏とN氏が遊びに来てくれたんですが、なんと!!!! 2人から
プレゼントをもらいました。ipodシャッフル。スゴイ。うれしかったです。最初は電車の中とか迷惑にならないように小さい音で聴いているんですが・・
だんだん音量が上がっていき結局、フルボリュームに近い大音量で聴きまくる迷惑な困ったオヤジと化すのであった・・・ま、程々にね。
義兄&姉からはTHERMOS(サーモス)のコーヒーポットをいただきました。これからの時期にはホントありがたい。心も身体もポッカポカです。
サーモスは一番最初に魔法瓶を作ったメーカーです。感謝です。ありがとうございます。お気に入りのベランダスポットでのコーヒーが最高です。
遅ればせながら「海辺のカフカ」読みはじめます。ずっと読みたかった1冊。なかなか時間がないのでホント合間にチビチビと味わいながらつまみ食い
するようにいく。楽しみ。でも今読んでる翻訳もの小説も佳境なので・・仕事の方も進んでないし・・実家の方の用事も続くし・・・
なぜか言い訳になっていく不思議な展開。楽しみも不安も続く秋の夜長である。くわしくは知らないのだけど鈴木亜久里+ホンダ+佐藤琢磨で
F-1参戦! って本当なのかな? とりあえず激動の2005年も残り8週となりました。奇跡は起る。きっと。大丈夫。人間の身体は絶対間違わない。
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まん丸でオレンジ色の大きなお月さまが北東の方角から登った。今日は満月だそうだ。夕方5時前であたりはすっかり暗くなり窓は黒い鏡に変化する。
突然ですが父親が入院しました。実は・・3月頃に病気が発覚して夏にかけて治療、通院。母親、兄、姉達と協力して交代で付き添ったりしながら通い、
夏には回復したけど10月過ぎから急に容態が悪くなり動けなくなっての入院でした。今年いろいろ起った辛い方の出来事の中心に父親の病気がありました。
このフリートークの中でも抽象的な言い方で書いてきましたが、ここで書くべきかどうか・・・かなり迷いました。でも・・・今年は身内や知り合いで
特に健康上の問題が起り、それ以外の問題も立続けに起ってしまった・・・小さな渦巻きがやがて予想をはるかに超えた大きさになり知らないうちに
まわりも自分も巻き込まれていき運命に翻弄されるかたちで時間が過ぎていきました。現状の病院のシステムや医者や看護婦さんの対応の仕方、現代西洋
医学の考え方の問題点、限界などオーバーに話しをしてしまえば、この1年を通して疑問に思ったり憤りを感じたりしました。病院という所をここ数年
客観的に見続ける機会も実は僕にはありました。もっと幅広い知識や違う発想での治療にもう少し早く出会っていれば・・・・でも・・今がどんなに不利な
状況であっても希望は絶対に見失いません。それをも奪い取るような医者の態度はいかがなものか? と思います。プロ以前の話だね。大×。悪いけど。
喜びや悲しみ、怒り、研究、気持の切換え、笑い、受け入れ、感謝、行動、集中、ため息、話し合い、考える、決断する、継続する・・・等々
そんなくり返しの日々だ。今は家族で話し合って自宅介護の方向で進めている。今の父親を見ていると自分の力で考えて自分の力で動いて自分の力で
生きていく事がいかに凄い事で奇跡に近い事かを教えてくれる。当たり前に出来ていた事が出来なくなった時の絶望感・・老いや肉体の衰え・・・
自分もそういう老いの入口にいて、いろいろ実感し始めていたので当たり前の事なんかひとつもないんだ、という事をいやでも感じる。
面会に行ったうちの娘や息子、それに姪たち、つまり孫達と対面した時は、意識もモウロウとしていて目の前に誰がいるのかも解らないような状態だった
のに、気がついて理解して満面の笑みと涙を浮かべた。そこにはいつもの「オヤジ」がいてくれた。今までそれは当たり前の事だと思っていた・・・・
何かを作る事もそうだ。作れて当たり前なんて事は絶対ない訳だ。だから作れる喜びをなるべくたくさん味わう必要がある。っていうかその喜びを
たくさん味わうべきだしロナウジーニョのように感謝して楽しむべきだと思う。でもこれは人に押し付けるべき事ではないので違う考えがあって
もちろんイイわけだ。少なくとも僕は今後もよりそうしていくだろう。そして家族や何人かの友達たちが僕を勇気づけてくれたり元気をわけてくれたり
する。みんなに助けられている。秋なので余計にそういうのが染みる。今月は父親のそういう事情により1週間に3〜4回は実家や病院に通っている。
引越して実家が遠くなってしまったので車で50分〜80分くらいかかる。そしてなぜかこういう時に限って仕事が続いて来たりする。でも僕はプロ
です。ありがとうございます。すごいタイミングで医学関係の専門書の表紙、教育関係の単行本の表紙。どちらも描きおこしでなく以前に描いた
椅子の絵を使っていただきます。それとレギュラーのイラストの仕事2本。重なると仕事がたくさんあった頃を思い出しますね。クリスマスまでに
エスポワ−ルに展示しようと思っている新しい展開の作品が危うくなってきました・・・それにしても「病は気からの免疫学」の表紙の時もそう
でしたが医学関係の表紙もあまりにタイムリーでびっくりします。あいかわらずモチベーションは高いです。そして無理はしません。無理すると
続かないから。とりあえず出来る亊に集中していきます。そして今週はいよいよクラシコ。バルセロナがRマドリード(ホーム)と対戦します。
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ここんとこちょっと風邪ぎみで体調も悪く早寝の日が続いておりました。でもこれを見ない訳にはいきません。フジTVでも今週半ばに放送されます。
クラシコ。なので結果を知らない、もしくはこれからフジTVで見る予定の人はここから先は読まないでおいてください。レアルマドリードのホーム
サンチァゴベルナベウで20日AM3時45分(日本時間)レアルマドリードvsFCバルセロナの試合が行なわれました。観客約8万人のほとんどはレアル
サポーターでバルサのサポーターは100人位と伝えられました。テレビでは世界中1億人以上の人が観戦しているそうです。キックオフとともに
レアルが攻撃を積極的にしかける。この時点で2位バルサ、3位レアルなのでシーズン中盤に向けても大事な一戦である。今日はライカールト監督は
右サイドにジュリでなくメッシをスタメンで使った。あのマラドーナがアルゼンチン代表の10番を着けさせた方がいいと言ったという将来有望な
若手である。タレント豊富なアルゼンチン代表の中で確かにメッシは飛び抜けた選手になる予感を感じさせる何かを持っている。そして前半
試合が落着いてくるとバルサがボールをつなぎ出す。5ヶ月くらい前に(元レアル現バルサの)エト−がレアルの中傷発言をした為にボールを持つと
レアルサポーターから大ブーイングがおこる。ところがメッシがドリブルで右サイドから切れ込んでいき交差するようにエト−がボールを受けると
そのまま反転してシュート。つま先トゥキックでキーパーカシージャスのタイミングを外してゴール! その瞬間8万観衆のスタンドがシ〜ンと
静まり返った。自分に向けたブーイングを一瞬で黙らせてしまった。その後もバルセロナはあのレアル相手に巧みなワンタッチパス、裏を着く
パス、テクニックを見せつけるように・・というか・・見ていてホントに楽しいパスワーク・・フォワードのエト−、メッシ、ロナウジーニョ
そして中盤のデコ、シャビを中心にボールが展開していく。時にはわざわざ狭い場所を執拗に、時には意外な場所にボールが通る。
ジダン、ベッカム、ロナウドは故障上がりで調子も良くない感じだ。期待のロビーニョも精彩を欠いている・・・ラウールは途中で捻挫して
グティーに交代・・残念だ。それでもホームのレアルはやはり1点を取りに勝負に出てくる。それをバルサキャプテンでディフェンダーの要
プジョルを中心に守る。そして後半そんなレアルの攻撃をかわしてバルサがカウンターを仕掛ける。左サイドでフリーでボールを受けた
ロナウジーニョがひとりドリブルで切れ込んでいく。ディフェンダー2人をかわしてシュート。スピード感溢れる2点目のゴールだ。
3点目はVTRで見ているかのように同じ左サイドでフリーでロナウジーニョがまたボールを受けてドリブルでゴールに向かって切れ込む。
ディフェンダーをかわしてシュート。テレビCMを見ているかのようだ。ゴールが決まった後レアルサポーターが立ち上がってスタンディング
オべーション。1選手としてのロナウジーニョの素晴らしいプレーを讃える拍手なのか? ロナウジーニョは今シーズンのバロンドール(ヨーロッパ
最優秀選手)の内定が決まった。と伝えられている。それとも我が愛するレアルマドリードに対する不甲斐ない気持の意思表示なのか?
過去にもこんなシーンはあまり見た事がない。その後レアルサポーターたちは席を立ち、帰っていった。後半30分前後の事だ。
クラシコ。アウェイのバルセロナが0-3で完勝した。あのレアルマドリードが何も出来なかった。今度のクラシコ(バルサがホーム)が楽しみだ。
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