Thanks to * Tomoya Nishitani & Shota Arakawa & My Family *

道を間違えた。最近、山手通りは地下鉄工事の影響でコースレイアウトや雰囲気が変わってしまっている場所がある。

渋谷方面から右折して甲州街道へ抜けようとして信号を1本間違えて、手前の交差点を入ってしまった。すぐにUターンすればいいんだけど

「道は必ずどこかに繋がっているもんだ」をモットーとしているので、そのまま進む。こういう時なぜかワクワクするのは、ただ単に性格によるものか。

以前、世田谷の住宅街で行き止まりになり懲りた事もある。日光の観光地では大渋滞の幹線道路から地元ナンバーの車についていき地元の生活道路みたいな

道を抜けて「おお、このまま目的地だ!」と喜んでいたら、その車の人の家の庭に到着してしまった。やはり必ずどこかに繋がってるもんです。

その日は細い路地を強引にひたすら抜けていき、結局甲州街道にあっさり辿り着きました。「なんだ。つまらない」でもUターンして普通に行った方が

早いし楽だったりする事が多い。「いつもいつも同じだったら発見はないじゃないか」負け惜しみです。寄り道人生。自分の人生を象徴してる。

先の読めないものにチャレンジするスリルは、たとえば作品を持って営業して仕事がとれた時の達成感? 家へ帰って奥さんと子供に「ほら、今日の獲物」

って得意げにアピール。みたいな。これを狩猟民族のなごりとすると、絵をせっせと描いて作品のレベルを高めたり、ためたりして仕事の連絡を待ち

いざ連絡があると「収穫。豊作!」みたいな事が農耕民族のなごりか。どっちにしろ獲物や作物を貯えたり保存したりする術を覚えないと、その日暮しの

ライオンたちが獲物が捕れなくなって餓死してしまうのと同じ運命か・・・世の中、不安定な自由か安定した不自由しかないのか?

いや不安定な不自由というのもある。安定した自由というものだけが難しい。ないと言っても良い。だから求めるんだろうな。

不安定な自由は僕らのようなフリーランスの仕事など。安定した不自由は時間とかを拘束されて定額の報酬を受け取るサラリーマンとか。

先週ポルトガルでEURO2004/サッカーヨーロッパ選手権が開幕した。まさしく狩猟民族の戦いと言ってよい本気モードで獲物が捕れなかったら

(ゴールが捕れなかったら)餓死する、強くても勝てるとは限らない不安定な自由を象徴する競技(サッカー)の本場の大会である

開催国ポルトガルがまず敗れた。ギリシャのディフェンスは強固だったしカウンター攻撃のキレも強烈だった。確かにポルトガルは個人技のみの攻めで

ギリシャの思うつぼだった気がする。スペインはかなり良かった。フランスはつまらない程完璧。イングランドは良くやったと思う。やはりベッカムの

蹴ったPKのコースがほんの少し甘かった。バルテスはファインプレーだ。イタリアは攻めきれない感じ。これからコンディションが上がっていくんだろう。

スウェーデン強し。イヴラヒモビッチ、ラ−ション、リュングベリ強力。チェコも良かった。ラトビアも侮れなくて苦戦したが・・ドイツがやはり

前評判悪かったのに良かった。調子の良いバラックを久しぶりに見た。オランダが・・よくない。あのメンバー、タレントなのに攻め手がない・・・

ファンニステルローイのなんだ! このシュートは・・というスゴイ同点ゴールで救われたが。

さすがに連日連夜は、ちときつい・・・でも各国の2戦目がとても楽しみだ。27日までは毎日試合がある。その後2日あいて準決勝2日間、決勝1日。

7月4日まで続く。それまで身体が持つだろうか・・VTR、再放送という手もあるが結果を知っている試合を見るのはやはりつらい。

先が読めないもののスリルか。狩猟民族のなごり。今日はギリシャの強固ディフェンスにスペインが挑む。ポルトガルはもう負けられない。相手はロシア。

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EUROはイタリア、スペイン、ドイツがグループリーグ敗退。2試合で決勝トーナメント進出を決めた国はチェコだけ・・今大会はそれだけ実力の差がなく

強国以外のレベルも上がっていると言う事になるんだろう。決勝トーナメントのカードはポルトガルvsイングランド/スウェーデンvsオランダ

ギリシャvsフランス/チェコvsデンマーク。スペインはいつも通りドイツも前評判通りあっさりと敗れた。イタリアはブルガリアに先制されながらも

後半ロスタイムにカッサーノが2点目を入れて逆転し、そのまま彼は喜びながらベンチへ走っていき、そこでスウェーデンvsデンマークが2-2の引き分け

という事を知り、笑顔が苦悩の顔になり立ち上がれなくなった。残りが1分もない時間の中であと2点くらい取らなければならないのだから無理もない。

イングランドはルーニーが調子を上げてきて現在4ゴールかな。スコールズもケガを抱えながらも活躍しだした。ポルトガルはヌーノ・ゴメスとかが

オランダもファンニステルローイが4得点で得点王候補で活躍しだしてチームも調子が上がってきた。チェコはフランスと同様どこからでも点がとれる

感じ。グループリーグ3連勝でしかも全部逆転勝ちというのはスゴイ。しかも相手がドイツ、オランダだから尚更・・・・バロシュ、ポポロスキーは

特にきれてる。それにネドベド、ロシツキ、コレルなどタレントが揃ってる。日本代表とやった時とはあきらかに違うチームになってる。

このまま勝ち進んで是非フランスvsチェコの準決勝が見たいな。今日は決勝トーナメント初戦、ポルトガルvsイングランド。フィーゴvsべッカム。

F-1アメリカGPはとうとう佐藤琢磨が3位表彰台に上がった。14年前の鈴木亜久里以来の快挙。彼は今、速さだけで見ればフェラーリ2台に次ぐ3〜6番

の中にいる。これはF-1の歴史の中で初めての事である。サッカーで言えばフランス、ブラジルの次位のレベルに日本代表がいるという事だから。

話し変わって、今週は久々にN氏、A氏と飲んだ。サッカーやらPCやら、いろいろ話してたらあっという間に終電時刻に・・・

最後に飲んだ謎の日本酒2杯が効いて半分寝ながら帰宅した。次の日、仕事なくてたすかった・・・・・・・ふぅ〜。それにしても暑い。

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決勝トーナメント、ポルトガルvsイングランド。ものすごい試合になった。開始3分でオーウェンが決めて、早くも試合が動き出す。ルーニーは早々に

ケガをして交代。その後ポルトガルが猛攻を仕掛ける。後半、同点に追い付いても更に攻めてルイコスタがミドルシュートを決めて逆転。それでも

一方的に攻めてイングランドにはもう攻め手がなかったので決まりか、と思ってたらコーナーキックから同点に追い付き延長へ。そして結局PK戦に。

6-5でポルトガルが準決勝進出。どちらが勝つか最後の最後までわからなかった。ギリシャvsフランスは1-0でギリシャ。フランスはまさかの敗退。

結局、最後までジダンもアンリも調子が上がらずじまい。この試合も意地やねばりもまったく見せられずに終わった。

スウェーデンvsオランダも好ゲームになった。0-0のまま延長、PK戦になったが攻めあってしのぎあってという試合でどちらに点が入ってもおかしく

ないままタイムアップ。5-4でオランダが進出。スウェーデンはすごく良いチームだった。最後はチェコvsデンマーク。前半はどうしちゃったの?

っていう感じでデンマークが一方的に攻めた。チェコは日本代表とやった時のような冴えない戦いをしていて各選手の動きも悪かった。

これはコンディションのピークが過ぎてだめなんじゃない・・・と思ってたら後半から攻撃しだしてあっという間に3点入れて試合を決めてしまった。

バロシュがやっぱり絶好調で2点入れて今大会5点目。現在得点王。4点でオランダのファンニステルローイが続いている。

準決勝はポルトガルvsオランダ。これはもう単純に楽しみ。実力を出し合えばすごい試合になるだろう。ギリシャvsチェコ。ギリシャのタイトな

マンマークディフェンスをチェコがどう崩していくか、逆に見るとチェコの多彩な攻撃を抑えて切れ味鋭いカウンターでギリシャが1点とれるかどうか。

ここまで28試合。3〜4試合見れなかったが後はだいたい観戦出来た。W杯に比べて見るのがつらい・・という試合はほとんどなかった。レベルの

高い試合ばかりで、あぁこれがサッカーだったな。とEUROを見るようになってから4年おきに思い出させてくれる。CLがほとんど見れなかったので

ここぞとばかりに見まくった。おかげで体調はボロボロだけどお腹いっぱいです。残り3試合だ!

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エスポワ−ル(美容室)のフラッグが完成した。4メートル近い大きさの垂れ幕です。見るのが楽しみ! 機会があったらぜひ実物を見てお店へGO!

                                                        RICOW/6*30*2004        

EURO準決勝ポルトガルvsオランダは2-1でポルトガルが勝ち決勝へ。ギリシャvsチェコは0-0で延長戦の末、延長前半にギリシャが1点入れて

シルバーゴールで1-0。ギリシャが決勝進出。なんとチェコまで敗ってしまった。決勝戦は開幕カードと同じポルトガルvsギリシャとなった。

そして今日、決勝は1-0でギリシャが開催国ポルトガルを敗り初優勝を遂げた。ギリシャはフランスもチェコもポルトガルも全部1-0で勝利。

相手の攻撃を0に抑えてワンチャンスに1点を入れて、という徹底した戦術だ。守備も強かったが攻撃も鋭かった。しかも攻撃に人数をかけていて

守り抜くというサッカーではなかった。開催国に2度も勝ち、ディフェンディングチャンピオンのフランスにも勝ち、優勝候補のチェコにも勝って

優勝だから文句はつけられない。優勝に相応しいチームだった。・・・でもポルトガルを応援してた・・・

熱い戦いがEUROフィナーレとともに終了した。花火も上がっていたし紙吹雪も舞っていた。印象に残ったチームは徹底して自分たちのやり方を

結局、最後まで変えなかった。変えずに敗れたポルトガル、変えずに勝利したギリシャ。変えずに敗れていった国々。今回も見ごたえがあった。

そして疲れた。ほとんど見ちゃったからね・・・・・・・・・・次はオリンピック・サッカー・・・ま、ほどほどに・・

という事でEURO日記は終わりです。サッカーにまったく興味のない方ごめんなさい。                 ところで

今はまだ梅雨なんですかねぇ? それとも夏? どっちにしろ最高気温26度くらいでカラッとしてて湿度が低く、さわやかな風が吹いてる初夏って

そういうのがイイと思います。先週そういうのが2〜3日ありました。なんだか幸せな2〜3日でしたね。湿気は苦手です。髪もクリクリするし。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++   RICOW/7*5*2004

この前、ある喫煙場所で休憩しようと思って行ったら人が誰もいなくて黒いカラスが1羽、地面に降りていた。イスに座ろうとして入って行くとそのカラス

こっちを見つめている。距離にして1.5m位のところから頭だけこちらに向けて・・目と目が合う・・むむぅ。いやな予感。

しばらく目線をそらさずに近付くでもなく遠ざかるでもなく佇んでいた。すると奴は目線をそらさないまま、ピョン、ピョンと両足揃えて2歩近付いて

きた・・前傾姿勢をくずさないまま・・・獲物でも捕るつもりかぁ! 「これはやばい」襲うつもりなのかァ・・・・「えっ」・・このまま逃げようとしたら

羽ばたいて飛んできそうな気がしたので、堪えて留まってみた。するとまた奴は更に警戒しながらもピョン、と向かって来る。

なんてアグレッシブな奴なんだ。その時ちょっと覚悟が決まって僕は2〜3歩、後づ去りした。ここだとばかりに奴もピョンピョンピョン、と・・・

来、来た・・やられちゃうのかも・・・どっちにしても奴は一歩も退くつもりがない事だけはわかったので、これはもう避けられない・・・行こう。

地面を思いきり踏みならした。パンパン! 「むむ」奴は逃げたりしなかった。退きもしない。身を低く構えただけだ。「できる」・・・

今まで出会ったカラスとは違う。大した奴だ。そして更にピョン。距離は5〜60cm・・・俺は休憩しに来たんだ。戦いに来た訳じゃないぞ!

今度はわざとオーバーに片手を振り回してみた。・・だめだ。もう、やけくそだ。片手振り回しながら足を踏みならした。派手にオーバーアクションで。

すると奴は、「しょうがないなぁ」って感じで「その気もないくせに」って顔してゆっくりバサッバサッと羽ばたき、むこうの手すりにとまった。

「ふぅ〜・・」ため息ついていたら、警備員の人が階段を上がって喫煙所にやってきた。タイミングがイイっていうか、なんていうか・・・

「こんにちは」「あっ。こんにちは。あの・・今、カラスに襲われそうになったんですよ」「えっ」「あそこにとまってるカラス」「えっ。あっ・・

あいつかぁ。また来たんだなぁ」「えっ。知り合い?」・・・「あいつねぇ。まだ生まれたての子供でね。全然人間を怖がらないで、なついちゃってる

んですよ。人がいると寄って行っちゃうんです。人間の中には悪い奴もいるから危ないというか良くないんだけどねぇ・・」

謎が解けた。そう言われれば小振りというか大人のカラスよりひと回り小さい感じだ。奴はこっちを見てる。「あんたって最低」って顔してる。

今度会った時には、おもいきり頭をなでなでして、その大きなくちばしをグリグリして遊んでやるからなぁ。「あんたってウソつき」

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前々から友達に薦められていたタブレットを、ついに使ってみようという気になった。今月中には購入して仕事でも使用出来るようにしたいと思う。

若い人達でPCで絵を描く人にとっては、あたりまえのツールなんだろうけど・・どうもデジタルの「あの」質感が好きになれない。

実は自分の好みのイメージの質感も出せるらしいのだけど、そんなものはアナログで作るから別にイイ。新しい道具を使ってアナログと併用して

何かおもしろいものが出て来ると良いなぁ、という期待とやっぱり仕事でかなり使えそうだという事が大きい。友達に「いつも自分のタイミングを

重視するのはいいけど、時々それでタイミングを外してチャンスを逃してるぞ」との指摘をされた。「むむ」・・・当ってる。くやしいけど

俺の事よくわかってる・・「たまには他人の意見を素直に聞いて取り入れてみた方がいいよ。」「イングランド代表だって初めて外国人監督の

エリクソンを就任させて強くなったじゃん。」よ〜しオレはベッカムのようにPKを外したりせずに決めてやるぞ! ってサッカー選手か。オレは。

話しを戻して・・そういう友達がいてくれてありがたいです。感謝です。奥さんにもよく同じような事を指摘されますが・・まわりからは、よく

見えるんだろうね。何年も前から友達には言われていたんだけど、その時は通信講座で資格を取ろうと思って習い事をしていたので、それを言い訳

にしてた。結局、卒業はしたけど自分には向いてない・・という事がわかり資格は取らずじまい。そんなんだから、どうもまわりは歯がゆくなるみたい。

話は変わりますが先日、あるデザイナーの方からメールをいただいて驚きました。何ヶ月か前に、あるサイトにリンク登録してもらった時

その方のサイトもそこにあって拝見していました。それで作品もキャリアもすごいんだけど、会社を辞められてからご自分でデザイン工房を立ち上げ

WEBサイトをつくり今も尚チャレンジされている、その姿勢がかっこイイなぁ。と感じて、うちの奥さんにコンタクトしてみたら。と言われてました。

そうこうしてるうちに時間が過ぎてそのままになっていたところ、メールをいただきました。「パッ」と感じた事を相手に「スッ」と伝えられる

ってすばらしい事ですね。ウェブを通して人と出会えるたびにサイトを作ってよかったなぁ。と思います。学ぶことも多いです。

そのデザイナーの「はし本かづ人氏」のサイトをリンクページにUPさせていただいたので是非アクセスしてみてください。

それで・・・カラスなんですが・・(前回の続き)例の喫煙所の近くのエレベーター前を歩いていたら、おじさんが2人の若い女性と話していて

「そういえば俺この前、カラスに襲われちゃッたんだよ」「ええーっ」て聞こえてきた。やっぱり奴は頻繁に出没してるらしい・・・

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夏休みになりましたね。と言う事で豊島園です。息子も明日、友達と行きます。僕は実家が豊島園の近くなので夏と言えば豊島園なんです。

僕が通っていた幼稚園は豊島園の向かいにあって、家からお迎えのバスに乗って段々畑の前を通って(BACK NUMBER4の3月30日/尾崎豊の原っぱの

話しに出て来る畑)ぐるっとまわって春日神社の坂を降り・・(ここの坂を三輪車で下って人の家の垣根に突っ込んだ事がある)そして豊島園の裏をぬけて

(ここが一番好きなポイントで、なぜなら近くにジャム工場があり甘〜い臭いが漂ってるから)切り立った崖の上のような所がR幼稚園。まだあるのかな?

その幼稚園でいっしょだった友達の家が・・なんと言ったらいいのかな・・つまり家の西側の窓を開けると、もうそこが豊島園。・・で、窓からポロリと

降りると豊島園の動物園。(昔、動物がいたんだよ)民家と園内の敷居というか壁というか、そういうのがなかった。で、園内で遊んで窓から帰る。

それから親戚の家が豊島園の敷地に昔、土地を持ってたらしくパスポートというのを持っていて(入園は一生ただ)それを借りたり、町内の人は毎年

入園、プール、乗り物のただ券が手に入る。だからお金払って遊びに行く感覚がないんだよね。ある時期なんかオフシーズン(冬)の夕方から閉園まで

入園無料だったので学校の帰り、駅で降りてそのまま改札を抜け正面入口から入って園内を通り裏門から出て春日神社抜けて家へ帰ってた時があった。

夏の花火大会は実家の2階のベランダからよく見た。昔は夏の毎週土曜日に1時間くらいぶっ通しで上がっていたけど、苦情が出て短くなってしまった。

今はなくなっちゃったのかな? 泳ぎも学校のプールではなく豊島園のプールで覚えた。たぶん土日とか夏休みとかに行った事のある人は、人が多くて

泳ぐどころじゃないのは御存じですよね。水泳の練習は9月の平日夕方です。もう貸しきり状態。その頃はあの7つのプールでお客は僕ら3人。

監視員はプールサイドでキャッチボールみたいな・・水が恐かった僕は豊島園で友達と遊びながら泳ぎを覚えました。高校の頃プールサイドのお店で

友達がバイトをしていて、ころもというか皮がまん丸に膨らんだアメリカンドッグをつくってもらったり、なぜか竹の味のする焼そばや、コーラ、

スプライト、ファンタ、ドクターペッパー(若い人はわからないかも)のモトと炭酸水を全部まぜたスペシャルミックスドリンク。(不味かったァ)

なんだろ・・青春っていうか遊び場っていうか・・北にグランドハイツ(BACK NUMBER4の4月14日)南に豊島園って感じだった。

思い出は尽きないな。初めて飛び込み台の3段目からジャンプした時は友達と上で30分近く悩んで迷ってねばった。空いてる時にその飛び込みプール

の底まで潜水して耳が破裂しそうになったり(確か4メートルくらいの深さだったと思うけど、普通は監視員におこられます)50メートル競泳用のプール

は割合空いてますね。深い方は足が届かないから。サイクロン(ジェットコースター)に連続して何回も乗ったりアフリカゾーンだったかな?

途中で降りて原住民の人形にさわったり葉っぱを取ったりして場内アナウンスでおこられたり・・けっこうヤンチャだったのかも。今も昔も遊びが

好きなんだね、きっと。一番どきどきしたのはプールの帰りに友達と裏門から出ようとしてグランド(今は駐車場)を歩いていたら、プレハブみたいな

建物があって2階の窓が開いてて明かりがその部屋だけついていたんだけど、女の人が着替えていた。僕らは「あっ」て感じで、その瞬間女の人も

気がついて「わっ」てなって「ピシャッ」て感じで窓を閉められて「えっ」て。痴漢と間違えられた。でもなんか「ホワァ〜ッ」て蒸せかえる感じ

だった。豊島園で一番好きだったのはローラースケート場とゴーカートだった。今は両方ともなくなってしまった。中間テスト、期末テストが終わる

度といってイイ程通った。なめらかな床をコルクのローラーで滑るように風をきっていくのは快感でした。激しく滑るとコルクが割れてとれちゃうん

だけど、そうするとメンテナンスのところに行って付けてもらう。フィギアとスピードがあったな。スポーツ店で売ってるのとは天地ほどの差が

ある。それくらい滑り心地は違ってた。スライドさせてコーナーをまわったり、とまったり。おにごっこも楽しかった。でも小さい頃初めてやった

時は夜眠れなくなった。うとうと眠りに就こうとすると転ぶ夢を見て「ビクッ」として目が醒めてしまう。あっ・・・けっこうそういう事多いな・・

最初ショッキングで二度とやりたくないと思ってるうちになんかコツがわかっちゃって病みつきになっていく事って・・・

毎年、夏がやって来ると暑ぅ〜い昼下がりとかに南から吹いて来る熱風にのってジェットコースターの音とか人間の歓声とかが必ず聞こえた。

今はどうなんだろう? 富士山も東京タワーも、もうベランダからは見えない。今住んでるマンションから聞こえるのは光化学スモッグ警報のボーッて音だ。

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